センター試験英語の勉強法 Written By 副管理人(2008年センター英語190点)
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■ 勉強を始める前に
英語は近年良く、「傾向が変わった。だから点が取れなかった」という声を耳にします。ですが、筆者が思うに、「傾向」はあまり変わっていないと思います。 変わっているのは「形式」なのではないでしょうか。07→08の変化では、確かに形式は変わりましたが、根本的に問われている力は変わっていないように思 います。ですから、そのような形式の変化にとらわれない力、ゆるぎない学力を見につけることで、試験場であわてることもなくなるのでは、と思います。実際 に、形式にあわせて練習を積んできた人で本番失敗してしまった人は08年では多かったようです。以下の文章では、センターの形式にあわせた勉強法ではなく、センターで求められるレベルの英語力をつけるための勉強法について説明していきます。しっかり勉強して、高得点を目指しましょう。
■ 勉強法
大まかな流れとしては、単語、熟語→文法→長文という感じでしょうか。長文は、1つ1つの文の集まり、1つの文は単語の集まりとなっているので、基本とな る単語から勉強を進めます。ただ、単語をやったから文が読めるかというと、そうではないので、構文把握などが必要となってくるのですね
■ 【A】単語、熟語の勉強法
単語に関しては自分で1冊決めたものを何週もして完璧に覚えるのが一番いいです。センターだけに限るのであれば、「速読英単語 必修編」をおすすめします。他に「Duo 3.0
」や「システム英単語 Ver.2
」
などが有名ですが、前者はセンター試験に限る場合少しオーバースペックであること、後者はいわゆる普通の単語帳(例文、単語)である点でオススメしませ
ん。もちろん、自分に合っていると感じたならば、その限りではありませんが。そして、速単を薦める最大の理由が、各セクションごとに200語程度の長文が
載っていることです。センター試験はマーク式であるため、日本語から英語への訳がほとんど必要でないです。必要なときも、細かいスペルまでは求められませ
ん。よって、文章中に出てきた英単語を自分で理解できる日本語に直す、和訳さえできればいいわけです。その点で、70弱の長文が載っている速単は、文章中
での単語の用いられ方をなんとなく把握するのに適しています。もちろん、単語帳ですので、文章把握は最初はなんとなくでいいんです。
具体的な使用法ですが、別売りのCDを
買うことをオススメします。そして、まずセクションの長文をCDを聞きながら何も見ずに訳してみます。もちろん、訳せません。CDも聞き取れません。それ
でいいんです。次に、和訳を見ながら英文を読みましょう。このとき、和訳のこの部分と英文のこの部分が対応しているな、と考えながら読むことが重要です。
その次、単語ページで単語の確認です。発音の練習も取り入れると効果的です。最後に、文章ページに戻って音読をしながらもう一度訳を取りましょう。基本的
なやり方はこんな感じで、自分に合ったやり方にアレンジしながら、3周ほど繰り返してみてください。2周目くらいからわからない単語、あいまいな単語に印
をつけていくと、それ以降の復習の効率が上がるかもしれません。とりあえず、センターレベルで単語で困ることはなくなると思います。リスニングをする際はiPodnanoがおすすめです。
また、熟語ですが、熟語帳を1冊仕上げるもよし、文章中に出てくるのをチェックしていくのもよし、です。私は後述する文法などの参考書の中に1セクション分、熟語分野があったのでそちらを利用しました。
■ 【B】文法の勉強法
便宜上、単語→文法と書いていますが、本来単語の勉強と並行して行うべきです。というか、単語だけの勉強だと面白くない、興味がわかないことが多々ありま
す。私はそうでした。ただの作業になってしまって、英語が嫌いになってしまった時期がありました。また、相乗効果で、文法がわかると速単の文章もわかる!
といったように勉強の成果をすぐ実感できるのでオススメです。
文法の参考書といっても一口ではいえません。あなたが中学レベルの英文法すら危ういなら「くもんの中学英文法―中学1~3年 基礎から受験まで」をオススメします。中学分野の英文法が一気に復習できます。また、そういう方は速単の勉強を進めるのも難しいので、先に英文法をやってもいいかもしれません。高校範囲が初学に等しい、という方は「大岩のいちばんはじめの英文法」をオススメします。中学レベルは超えていますが、高校の初歩の初歩から勉強することができます。一応、高校で少し勉強してきた、という方は「NextStage英文法・語法問題」をオススメします。問題集の様な形式を取りながら、文法の必要なポイントが整理されています。もう少し解説の詳しい方がいいという方には「全解説入試頻出英語標準問題1100」など純然たる参考書が欲しい、という方には「総合英語Forest」をオススメします。Forestはもしかしたらオーバーワークになるかもしれませんが、どうしてそうなるのか、という点が詳しく説明されています。分からないところがあったら調べる、というような辞書的な使い方がベストでしょうか。
ここだけ出題形式にあわせた話になりますが、文法問題(第2問で毎年出てます。形式によらず)も9割以上取りたいという人は、文法をおろそかにせず、何 回もやり直したほうがいいです。ですが、そこまで完璧じゃなくてもいい、長文が読めるだけの文法があればいい、という人は、2周ほどやって間違えた分野を 確認程度で十分かと思います。
■ 【C】長文の勉強法
センター試験の近年の傾向として、多くの文章を読ませる、というものがあると思います。形式は変わっていますが、根底にあるこの方針は変わっていないよう
に思います。ですから、長文の大問だけでなく他の大問でも、ある程度長い文章を読む必要があるのですね。と、言っても、ここまで単語と文法の勉強を頑張っ
てきているならば、そう大した勉強は必要ありません。センターレベルの英文を読む「力」は十分身についています。そこで、私から長文を読む際のポイントを
いくつか挙げさせていただきます。ここに留意して本文を読んでみてください。
・and,butなどの、文と文の関係を示す語に気をつけながら、つながりを意識して読む。
・文中、この単語が主語、コレが動詞・・・と、印をつけながら読むといいです。文の骨格は主語と動詞、修飾部をかっこなどでくくると文の構造が一目でわかります。
・各段落ごとに言いたいことがあるはずです。一段落読み終わったら、頭の中で整理しましょう。前後の段落との関係も重要です。
・同じ意味の語が形を変えて現れることがあります(人名、普通名詞→代名詞や、the〜で言い換えられるなど)対応関係をはっきりとさせましょう。
・選択肢は消去法で消すのが一番いいです。
これ以外にもテクニックなどを学ぶのにオススメな参考書は「NEWセンター英語9割GETの攻略法」です。自分の持っている力をセンター英語にぴったりの形に変形するようなもんです。
センター英語は努力次第でどんどん点が伸びます。本番に時間が足りない!などという事態も、十分な演習で対策できます。それでも足りないときは、できると
ころから解く、わからないところは飛ばすということを他教科以上に強く意識してください。仕上げの演習には、過去問や実践問題集、苦手な分野がその過程で
見つかった場合には、『マーク式基礎問題集』『センター試験短期攻略問題集英語』をオススメします。